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地域を盛り上げ隊

連載は休止中です

2016年11月16日

これまで、ご愛読いただきありがとうございました。

ただいま、掲載を休止中です。また、掲載が始まりましたら、コラムを覗いていただければうれしいですconfident

人と自然を繋ぐ~キトクラスでの経験~

2011年12月30日

本コーナーでは、香川大学経済学部・西成研究室のゼミ生が携わっている地域活性化の活動についてご紹介します。

Case 3. キトクラスでのインターンシップを通して
紹介者:大倉 まみさん (地域社会システム学科3年)

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                       キトクラスは自然の中で、たくさんの木々に囲まれて佇んでいますconfident
自然な木の良さを味わいたい

キトクラスは、「今だけじゃない、未来にもいいものを」、「 もっとみんなに木の良さを伝えたい」との思いから創られたそうです。私が初めて訪れた時には、そのオシャレさと自然の豊かさにキュンときてやられてしました。そもそもインターンシップをキトクラスでしたいって思ったきっかけは、社長のお話を聴いたことでした。

「今日では、建築の現場では木を細かくして、のりで固めた集成材や合板を『木』として売っています。確かにそれらは自然の木のように強度にばらつきがなく安定してはいます。でも、木には美しい木目、香り、室内の湿度を調整する働きなどの良さがあるんです。それが、合板や集成材には無いんです。また、どんどんものを使うスパンが短くなっていると感じています。それよりも良いものを長く使っていただきたいと思っています。ただ、モノの使い方は、消費者の考え方に依るので、使い捨てという考えから変わってほしいと強く感じます。私は、木材屋として木を通してそのことを伝えていきたいと思っています。」 

社長の話を聴いてから、山一木材のことが強く印象に残りました。もっと木のことをここでを知りたい!と思いました。そして、インターンシップの受け入れをお願いし、キトクラスで受け入れてもらえることになったのです。  

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                     ジュースを注文すると、天然の木を使ったこんなトレーに運ばれてきましたheart01
 
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              キトクラスからは、湖を眺めることも♪夏には、カメの甲羅干しが見えるそうですよscissors
森と海を繋ぐ

インターン中に、小中学生を対象にしたワークショップが行われました。タイトルは、『森と海を繋ぐ命のワークショップ』。森にあるものを使って海の生き物を作りながら、子供たちに「森が元気じゃなくなると、海の生き物もいなくなってしまう」ということを伝える企画です。私ははじめ子供には難しいんじゃないか、と思っていました。でも話をすごく真剣な顔をして聞いている姿を見て、この子たちはきっと何かを感じたんだろうなと思いました。

1 本の木の向こうには山からの葉っぱの養分ー植物プランクトンー小魚ー大きい魚ー人間と大きな生物のいのちの繋がりがあって、私たちは支えられている。そのことを、子どものうちから伝えることはとっても大事なことだと思いました。楽しく、わかりやすく伝えることによって子どもにも理解できる内容なんだっていうことも学びとなりました。

9 月4 日に小豆島で行われた『野外音楽フェス』。 

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島フェスは、食ー文化ー音楽を通じ、世代を超えてつながる楽しさや自然と人間のつながりを感じることをコンセプトにし、遊んで学べるフェスでした。あいにくの台風で開催が1 日だけになってしまいましたが、私自身、ボランティアとして参加してみて、他のボランティアの方々やスタッフさん、アーティストさん、お客様などと小豆島で出会えた偶然のつながりは素敵なものでした。

フェスは、知らないアーティストさんが多かったのですが、ほのぼのとして島らしい感じで「なんかいい雰囲気だなぁ~」とうっとりするような居心地のよさでした。本当に。またフェスをここまで作り上げるのに幹部の方たちが築いた地域の人、協力者、家族とのつながりもかけがえのないものだなぁと思いました。

インターンシップの感想

インターンシップの期間は8月11日、20〜23日の5日間だけでしたが、本当に濃いものでした。『森と海をつなぐいのちのワークショップ』では子供たちと一緒に葉っぱで海の生き物を作りました。魚に足があったり、大きな固まりが体の真ん中にあったり「これなんだろう!?」と思うようなものがあって、子供の想像力の豊かさにはびっくりしました。

島フェスのロケハンで小豆島に行ったり、商店街でポスターを貼ったり、協賛、出店の方、香川のキーパーソンなど普段会えない方々にお会いしたり、色んなところに連れて行ってもらいました。合間に就職活動の話かも聞いてもらったり、島フェスや瀬戸内海にかける想いも聞きました。3日間の間、徹夜に近い日もあったのですが、楽しませてくれて笑いが耐えませんでした。自然に一緒に頑張りたい、もっと力になれるように技術を身に付けたいと思いました。

また、ワークショップのカメラマンや島フェスのボランティア、スタッフの方が東京をはじめとする都市部から多数参加されていることに驚きました。昨年の瀬戸内国際芸術祭を皮切りにしてわざわざ遠くから香川に足を運んでくれるようになり、住んでいると当たり前で気付かないけど、それだけ人を引き付ける魅力がこの地域にあるんだと思うようになりました。今回インターンと島フェスを体験して、新しい風を起こして地域の魅力を配信していこうとするイベントにこれからも協力したいと思いましたし、香川を盛り上げていきたいと思いました。

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奥塩江で『うたごえ喫茶』を

2011年12月30日

本コーナーでは、香川大学経済学部・西成研究室のゼミ生が携わっている地域活性化の活動についてご紹介します。

Case 2. 奥塩江での「うたごえ喫茶」の開催に向けて
紹介者:原田理紗子さん(4回生)

60代~80代の住民が大半を占める奥塩江の上西地区。2009年からこの地域の活性化に携わり、その取り組みの一つとして『うたごえ喫茶』を始めることに!

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奥塩江の上西地区

奥塩江こと、塩江町上西地区は、徳島県との県境に位置する中山間地域です。塩江といえば、塩江温泉やホタル祭りで有名なのですが、上西地区はもっともっと奥の山の中に位置します。そのため奥塩江には豊かな自然が残っており、山奥の集落から見下ろす四季折々の景色は絶景です!

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奥塩江の全世帯数は、約200 戸。いわゆる過疎地域と言えます。65 歳以上のお年寄りが多く、独居老人の世帯が増えてきているという課題もあります。そんな奥塩江では、住民が主体となって、地域を盛り上げようと言った地域づくりが行われています。

昭和の歌をついつい鼻歌で(笑)

私自身も一緒に奥塩江の地域づくり活動に取り組む前に、「奥塩江の現状や課題について調べてみよう!」ということで、全200 世帯を廻って地元の人達の声を聞いてみました。すると、地元の人達でもっと交流したいという声が多いことが分かりました。また、上西地区の地域づくり住民からは、「地域内での連帯感を大切にしたい」、「継続的なイベントを作りたい」との要望が大学側にありました。

そこで、「青春時代のうたごえ喫茶をもう一度行って、地域で交流しよう!」ということになったのです。こうしてうたごえ喫茶の企画がスタートしました。ただ、うたごえ喫茶をやると決まったものの、流行していたのは50年くらい昔のこと。「うたごえ喫茶って一体なに?」ということに・・。そこで、昔から今まで続いている歌声喫茶や、うたごえ喫茶開催で地域を盛り上げている人達に聞き取り調査を行いました。他にも演奏者探しや昭和の流行歌から選曲して歌詞カード作り、四国新聞社に営業活動...。何もわからないため行き当たりばったりで、企画~開催までの3 か月間、一つ一つ手探りの準備活動となりました。

そして自分も昭和の曲を知るために、教授や学生とカラオケに行ってとことん昭和曲を歌いこんだり、通学中に聴くipod の中を全部昭和の曲にしたり。努力の甲斐あって、うたごえ喫茶を開催する頃にはもちろん空で歌えるし、ふと気付くと鼻歌で自分お気に入りの十八番を歌ってしまうほどに(笑)。うたごえ喫茶一色の日々でした♪

一体感を感じることができたひととき

そんな準備活動を経て、2010 年1 月に第一回目のうたごえ喫茶が上西交流館・モモの広場で開催されました!!!学生3 人で司会やMC を行い、全20 曲を熱唱。その内の数曲は、私もトランペット演奏で伴奏しました。

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昭和のものばかり歌った中で、1曲「世界に一つだけの花」を選曲しました。年配の方に平成の曲も覚えてもらおう!というチャレンジ企画です!もちろん最初この曲を歌えるほど知らないというおばあちゃんが多かったのですが...1フレーズずつ私たちが歌い、繰り返して練習しました。そして、みんなで大合唱!!!集まった60 人のおじいちゃんおばあちゃんの、元気な歌声や笑い声がモモの広場に響きました。

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みんなで一緒になって歌うということが、こんな一体感を感じることに繋がるんだって思いました。その後の「うたごえ喫茶」の話。1年たった今でも、参加者は毎回50名以上に上ります。NPO 法人奥塩江交流ボランティア協会が主体となって、「地域内での人と人との交流を」という想いは引き継がれ、地域の人だけで続けられる、地域の定例交流イベントになっています。「世界に一つだけの花」も歌い続けられているようです!嬉しいです♪

地域に出てみて...

私は、大学2回生の時から奥塩江に通っています。その中で地域の人と仲良くなって、一緒に地域の課題の解決策を探り、いくつかの取り組みを行ってきました。たとえば、50年間、奥塩江には、映画館がなかったので、50年ぶりに映画館を蘇らすことに!住民の方の交流の場「モモの広場」の講堂を映画館にして、地域の人達みんなで映画を観賞する会を開きました。

「うたごえ喫茶」は、第二弾の取組みとして行ったのですが、地域での活動は、毎回貴重な経験ができて本当に楽しく感じています。1人で地域と関わるので、大学の大人数で受ける講義とはまた違った多くのことを地域の方から教わっています。現在、私はIターンで移り住む人達から見た奥塩江の魅力を発掘するために、インタビュー調査を行っています。奥塩江に惚れこんで移住してきた方々が見る奥塩江や、考え・人生を含めてライフストーリーをお聞きしています。住民の方とおしゃべりしてその人の人生をお聞きできるインタビューは、とても興味深いことばかりです。"奥塩江の魅力"を外からの目で捉えて、今後につなげていこうと頑張り中です!そんな奥塩江...ぜひ訪れて魅力を感じてみてください♪

てしまのおばあちゃん達のお店~かめだや~

2011年10月19日

本コーナーでは、香川大学経済学部・西成研究室のゼミ生が携わっている地域活性化の活動についてご紹介します。

Case 1. 豊島での特産品作り

紹介者:田中美帆さん(4回生)

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私が携わっている活動は、豊島で採れたモノを活用した特産物のプロジュースです。亀田商店という、かつての小さな商店を『かめだや』として再生し、島のおばちゃん達が島で採れた果物や野菜を活用して特産物を作ろうとしている取組について紹介します。

てしまって、しま

豊島は、小豆島と直島の間に浮かぶ、人口が約1,000 人程の島です。面積は14.6k㎡で、実は直島よりも大きな島です。島では、地中海の気候に似た瀬戸内気候の恩恵を受け、レモンやみかんといった柑橘系やいちごなどの果物がたくさん栽培されています。島のおじちゃんやおばちゃん達の温かい愛情をたっぷり受け、豊島でできた果物の味は甘くて絶品です。

また、豊島は、おばちゃん達の手料理が楽しめる『島キッチン』や普通の美術館とは一味も二味も違う『豊島美術館』など、この島ならではの施設も充実しています。他にも弘法大師が掘ったとされる『唐櫃の清水』やつい目を奪われるような絶景の『棚田』など、自然を楽しむスポットもあります♪

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                                       (豊島の棚田)

想い出を蘇らしたい

それでは、本題のプロジェクトの紹介に移りましょう!
少し物語風に...
島の集落にポツンと建つ一軒の空き家。
ここは昔、亀田商店という小さな商店で、近所のおばちゃん達が集まり、おしゃべりに興じる場所でもありました。

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                            (かめだや)

ところがある日突然、亀田商店は閉店。
おばちゃん達の憩いの場はさびれた空き家となってしまいました。

かつての亀田商店を懐かしみ、『自分たちの憩いの場を取り戻したい』、『思い出を取り戻したい』という声がおばあちゃん達の間であがるように。そして、亀田商店を再興しようとの計画が持ち上がり、亀田商店を『かめだや』という名前で蘇らせようということになったのです。こうして、『かめだや』再生の取組みが始まることに・・・。

「商店の売り物は、自分たちで作ることはできないだろうか?」
「じゃあ、島の外の人も親しみやすい、豊島ならではのものは?」

『かめだや』を立ち上げるための話し合いが、何度となくおばちゃん達の間で行われました。そして、かつての交流の場だけでなく、自分達の『生きがい』や『やりがい』も見いだせるような場にしたいとの声が上がり出したのです。そのためにも、豊島で採れた野菜や果物を使って、豊島ならではの商品を作ろうということに。このように、豊島で採れた自然の恵みを使って特産物を作ろうというアイデアの基には、おばちゃん達の元気やおもてなし精神を届けたいという温かい思いがたっぷり詰まっています。

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               (豊島で実をつけた夏みかん)

特産物は、例えば、太陽の光をたっぷり浴びた夏みかんを使った『夏みかんマーマレード』。

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                     (つわぶきの佃煮)

地元産のフキを使った『つわぶきの佃煮』もあります。
まずは、これら二つの試作品が作られ、商品化に向けた取り組みが今もなされています。

プロジェクトに携わった感想

2回生の夏に初めて豊島に会って、綺麗な棚田に心を奪われたのがきっかけで、地域活性化のゼミで豊島の研究をしています!豊島の魅力を掘り出してもっとたくさんの人に島に来て頂くために、もっと豊島を好きになってくれる人を増やすために、『かめだや』の再生を通した豊島の特産物開発に携わっています。

かめだやでは、おばちゃん達がとっても楽しそうに"わいわいがやがや"しており、おばちゃん達の井戸端会議が繰り広げられているような感じです。島の外の人達に食べてもらう商品を作るため、どうしたらもっと美味しくできるのか、熱心な話し合い(おしゃべり(笑)?)が行われていました。毎回、おばちゃん達を尋ねる度に、作った商品を試食させて頂くのですが、おばちゃん達の手作りだからこそ、なんだか一層美味しく感じました。なんとなくだけど、おばちゃんの温かさが込められているような...。言葉には上手に言い表せませんが、夏休みにおばあちゃんの家に遊びにいった時におばあちゃんの田舎の味がとても美味しく感じる、あの感じがします。

みなさんにも、そんな経験ありませんか?私は小さいころ、おばあちゃんの手料理が大好きでしょっちゅう遊びにいっていたので、なんだか懐かしい感じです。みなさんもそんな懐かしさに浸るために...。おばちゃん達のお店『かめだや』に足を運んでみませんか?

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2011年10月14日

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