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未来に繋がる香川へ

2013年11月

東かがわ市 市長  藤井 秀城 さん

2013年11月19日

「東かがわ市ならではの良さを活かした地域づくりを」

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今回、お話をお伺いしたのは・・・東かがわ市の市長  藤井 秀城 さん
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東かがわ市は、平成15年4月1日に引田町・白鳥町・大内町の3町が合併して、誕生した。同市は、日本の90%以上のシェアを誇る手袋の産地として有名。また、200年以上もの伝統を持つ和三盆や醤油などの伝統産業を持ち、はまち養殖の発祥地でもある。

香川県の東の端に位置しながら、世界に誇る産業や伝統を持ち、存在感のある特色豊かな市である。そんな東かがわ市の藤井市長に話を伺った。 

Q:市政に携わるきっかけについて聞かせて下さい。 
- 東かがわ市が合併した11年前にさかのぼります。大川郡の東部三町が合併して東かがわ市が誕生したのですが、在任特例を適用した市議会のリコール(解散請求)が行われました。合併にあたり、合併協議会の委員をしていたのですが、それぞれの立場で自分達の地域性を強く主張しており、なかなか一つの市として話がまとまる状況ではありませんでした。もっと違う角度から市政を見る視点が必要だと感じ、新しい東かがわ市の誕生に役立ちたいとの思いから、市議会議員として出馬したのです。
 
Q:市が直面している課題は何でしょうか?? 
- 少子高齢化に伴う人口減少です。社会保障制度をはじめとして、わが国全体に急速な構造的変化をもたらすことが予測されています。少子高齢化の一因として、仕事と子育てを両立できる支援制度の不足が浮き彫りとなっています。働く女性の7割が出産・育児を理由に退職しているという現実があります。この状況を踏まえると、ワーク・ライフ・バランスの実現を目指した根本的な制度改革の実行が求められています。

そこで、東かがわ市では、社会全体で子育て支援ができる環境整備や教育に特に力を注いでいるんです。子育てと仕事の両立の支援事業として、小学校区毎に行なっている土曜授業をはじめ、病児・病後児保育事業、幼稚園の預かり保育、保育所の一時預かりなど数多くの事業を実施しています。
 
Q:地元企業を支援するための取組みはありますか?
- 東かがわ市では、ふるさと就職推進センターを設立し、地元企業を知ってもらう事業を行っています。市内から通勤できる企業の求人情報を無料で紹介したり、ホームページで地元企業の魅力を発信したり。また、実際に、企業と触れ合い、理解を深めてもらうために、「ふるさと企業紹介」も行っています。中学校や高校でブースを設けて企業紹介を行ったり、地元企業ツアーを行ったりしています。若者が地元に残るためには、働く場が必須です。若者が貢献できる職場が地元にあるということを知ってもらう取組みが大事だと思っています。
 
Q:地元企業への就職に関して若者に伝えたいことは?
- かつては、将来やりたい仕事を踏まえて高校や大学を選んでいましたが、今は、違います。偏差値で進学先を選ぶケースが多いと思います。どのような仕事があるのか、どういう働き方ができるのか、中高生の頃から考える機会に触れて欲しいと思います。

また、地元企業や産業に関する理解を深めて欲しいですね。例えば、手袋産業は昔と今では大きく異なります。かつては、女性が内職で縫製したり、地元の縫製工場で縫製する家内制手工業でした。今は、海外の工場で縫製しています。そのため、求められるスキルは大きく変わり、貿易のセンスや英語力を備えた人が必要とされています。都市部よりも、競争が厳しい場合もあるといった実情も知っていただきたいですね。

Q:市長にとって仕事とは?
- 私にとって仕事とは、自分そのものですね。一生のうち仕事で何をするのか?誰と一緒に生活するのか?誰を伴侶にするのか?といったことは人生に大きな影響を与え、とても大事です。仕事を通して社会的に役立つことができ、かつ、一生懸命働くことによって家族を幸せにすることが理想だと思います。

藤井 秀城 さん  
Prof ile 
昭和27年2月1日生まれ。東かがわ市白鳥町出身。明治大学工学部卒。
平成15年に東かがわ市議会議員に当選。 民生常任委員会・副委員長や
東かがわ市農業委員会委員などを務める。平成19年から東かがわ市長
を務める。

東かがわ市役所
住所:香川県東かがわ市湊1847番地1
TEL:0879-26-1214 FAX: 0879-26-1332 
URL:http://www.higashikagawa.jp/
 

 
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