ホーム未来に繋がる香川へ › 高松琴平電気鉄道 取締役 真鍋 康正さん

未来に繋がる香川へ

高松琴平電気鉄道 取締役 真鍋 康正さん

2013年1月25日

「次の100年も、ことでんは走り続ける。」

Profile61
今回お話をお伺いしたのは・・・・高松琴平電気鉄道 取締役 真鍋 康正さん

真鍋社長.JPG

一昨年、開業100周年を迎えたことでん。一昨年は、ことちゃんとことみちゃんが結婚式を挙げたり、昨年は写真集の発売や、仏生山工場でのサーカスの開催、映画『猫と電車』や『百年の時計』の上映等、いろんな面白い取組みが繰り広げられた。ことでんを面白くワクワクさせる、その仕掛人が真鍋取締役。どのような思いで、どんなビジョンを持って取り組んでいるのか話を伺った。

Q:香川に戻るきっかけがあったのですか?
- 私は大学を卒業して東京で経営コンサルティングの会社で働いた後、投資会社や投資ファンドで働いていたんです。働き始めてそろそろ10年経とうとする頃にリーマンショックが起こり、急激に景気が冷え込みました。その頃、父が70歳を迎えました。2001年に経営破たんしたことでんの社長に就任し、再建に向けて必死で取り組む父を支えたいと、その時、思いました。

また、その時期に、友人と外から四国を応援・発信する団体を立ち上げ、若者の興味がローカルに向かっていく大きなムーブメントを感じたことも大きいですね。これからの四国はどうなっていくのかということを考えるようになったんです。故郷だからという理由だけではなく、客観的にみても四国にはいろんな可能性があることに気づきました。それまで仕事で学んできたことを地元に返していきたいと思ったのです。

Q:香川に戻ってからはいかがですか?
- 高松は、小さな町なので人と人との距離が近く、関係も濃い。ボールを投げたら、受け止めてくれる人が必ずいる、新しいことを実現しやすい場所だと思いました。また、高松には輝いている女性が多いと感じました。新しい世界にチャレンジしようとしている女性が。写真集『ことでん 仏生山工場』の写真家、『100年サーカス』のプロデューサー、『猫と電車』の監督・脚本・撮影・編集を一人でこなしたのも女性です。

Q:ことでんを通して目指していることはありますか?
- 街の魅力の中心は、そこにいる人々の魅力だと思います。魅力的な人が集まる面白い街をつくるお手伝いをしたいですね。そのためにも、人と人との出会いを応援したり、演出するのがこれからの公共交通の役割だと思っています。車だけでは移動できないお年寄りや身体の不自由な方、子どもや観光で来られた方が電車やバスを使い、結果、多様な人々が街に集います。異質なものが出会い、触れ合うことでいろんなアウトプットが生じ、新たな文化が生まれます。そんな出会いを提供し、多くの人を結んでいきたいですね。

Q:真鍋さんが100周年イベントを手掛けられた背景について教えてもらえますか?
- ことでんを堅苦しい鉄道から面白いものに、ワクワクするものにすることが自分の役割だと思っています。私は鉄道会社と地域の皆さんとの接点にいる存在だと思っています。その接点をできるだけ増やすのが私の仕事です。お客様が望んでいる良い鉄道・公共交通と、鉄道会社が考える良い鉄道との間には常にギャップがあります。お客様とよく対話してそのギャップを埋めながら、地域と一緒に、乗って楽しいことでんにしたいですね。

Q:ことでんは、次の100年でどのような役割を果たしたいとお考えですか?
- 私が思う大きなテーマは2つあります。一つ目は、新しいコンパクトでエコな街づくりへの貢献です。例えば高松市は自動車に依存しないコンパクトな街づくりを目指しています。公共交通の移動を増やしてエネルギーを効率化し、エコで移動が楽な街づくりに協力したいと思っています。

二つめは、超高齢化社会への対応です。香川の自動車・自転車の交通事故が非常に多いのは周知の事実です。これから高齢者の皆さまが快適で安全で暮らすために、公共交通を充実させ、老若男女がイキイキと過ごせる社会をサポートしたいと思っています。

Q:真鍋さんにとってシゴトとは何ですか?
- 仕事とは、新しい土地を旅しているような喜びを与えてくれるものだと思います。仕事を通して新しい世界を知り、新しい知識を得て、知的好奇心を満たしてくれます。鉄道は車両を動かし人を駅から駅に運ぶものですが、駅の周りには街が広がり、街にはいろんな人がいて、新たな出会いがあります。だから鉄道会社は、駅から駅へ人を運ぶことだけではなく、人が電車に乗って移動した先に何があるのか、いつも考えておくべきだと思うんです。

電車に乗って旅をしたり、人に会ったり、食事をしたり、乗った先にある楽しみを創るのも鉄道会社の仕事かもしれないと考えると、会社の役割はもっと広がります。自分たちが提供しているサービスを常に再定義しながらその範囲を広げ価値を高めることが大切だと思います。

おまけ:
2011年には、ことちゃんとことみちゃんの結婚式が♪赤ちゃんはいつ生まれるのでしょうかねconfident

ことちゃんの結婚式.jpg

ことちゃん結婚式2.jpg

********************************
真鍋 康正 さん

Profile
1976年 高松市生まれ。
1999年 一橋大学経済学部卒業後、コンサルティング会社、投資会社、投資
ファンド等で勤める。香川にUターン後、2009年に高松琴平電気鉄道株式会社
に入社し、取締役に就任。(株)サンクスアンドアソシエイツ東四国、SBH(株)、
香川日産リース(株)等の代表取締役、ことでんバス(株)、香川日産自動車(株)
等の取締役も兼任する。

高松琴平電気鉄道
住所:香川県高松市栗林町二丁目19番20号
URL:http://www.kotoden.co.jp/
*********************************

しごと探しはしごとマルシェで♪
http://www.vivical.jp/vivical/e-kyujintimes/topMain/index 

コメントする

コメント