未来に繋がる香川へ
2012年
まちなか工芸展がやってくる!
2012年11月20日
高松工芸高校は、100年以上もの歴史を誇る伝統校。工芸、工業、美術の学科が一つに集まった実業系高校で、毎年11月には「工芸展」という文化祭を開催しています。
その文化祭では、学生たちの思い思いの作品がズラリと並ぶ発表会が繰り広げられているそうです。そんな工芸高校のOBたちが丹精こめて作った創作工芸品が街中を彩るとなったら・・・!?
想像しただけでもワクワクする企画じゃないですか!そこで、高松工芸高校のOBで、まちなか工芸展の発起人でもある濱智美さんにインタビューしました!
宗家後藤塗:後藤孝子さんの作品
Q:高松工芸OBのまちなか工芸展のきっかけは?
- 「工芸展の文化祭を高松工芸のOBでやったら面白いんじゃないかなあ。」って、フェイスブックやツイッターでつぶやいたんです。そのつぶやきを見つけてくれた人が関心を持って連絡をくれたのがきっかけです。そして、リアルに知っている人も含めて集まりの輪が広がって来ているんです。
11月に実施したいという私の思いを聞いて、実行委員会を立ち上げるサポートをして下さる方も現れ、工芸展を実施する枠組みが少しずつできあがっています。後は、魂を工芸展に入れていかなければいけませんね。私一人では決してできることでは無いので、この企画を面白がってくれる人達が集まってくれて、実現に向かって進んでいるのは本当にありがたいことです。
井上理輝さんの作品
Q:工芸展をしようとした動機は?
- 全国的には、まちなかのアートイベントが何年も前から繰り広げられていて、私自身もお手伝いをしていたんです。そんなイベントの中には、高松工芸の卒業生もいて、アートイベントに関わりながら、一緒に何かしたら面白いねって話をしてたんです。
やっぱり、母校のような歴史のあるものづくりの学校があることを知って欲しいという思いがあります。子ども達が見てくれるような工芸展になって、受験したいと思ってくれたらうれしいです。これまでに、廃止されたり統合された科があるんです。それがすごく悲しかった・・・。専門性のある工芸高校に興味を持ってもらいたいという思いがありますね。また、在校している後輩たちには、学校で学んでいることをとっても貴重で、卒業後にはこんなステキなこともできるんだって感じてもらえたらうれしいです。
さらに、県外に出た友達に、香川でもこんな取り組みができることを知ってもらいたいと思っています。香川には職が無い、自分がしたいことができない、制限があるという声を良く聞くけど、香川でもしたいことができるということを見せられたらと思っています。
井上理輝さんの作品
Q:メッセージをお願いします!
工芸のOBの方々、ぜひ参加して下さい!そして、まちなか工芸展にみなさん、見に来て下さい!
工芸の学生さんの励みになるような取組みにしたいと思っています。
☆★まちなか工芸展★☆
日時 : 11月23日(金・祝日)・24日(土)11時~16時に実施予定
場所 : 丸亀町商店街(丸亀町壱番街前ドーム下広場、Sottoprodotto、丸亀町レッツホール)
応募資格 : 香川県立高松工芸高等学校を卒業した方、もしくは、かつて在籍したことがある方
募集作品 : 平面作品(油彩、日本画、デザイン、デッサン)、彫刻、工芸品、その他立体物、書道、華道、茶道、ハンドメイド雑貨など。
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高松工芸高校OBのまちなか工芸展実行委員会
ブログ:http://ameblo.jp/takamatsukogeiob/
facebookページ:https://www.facebook.com/takamatsukogeiobkogeiten
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くりや株式会社 代表取締役 徳永 真悟さん
2012年11月 8日
「価値ある商品とお客様のニーズを繋げていきたい」
Profile 47
今回、お話をお伺いしたのは・・・・ くりや株式会社 代表取締役 徳永 真悟さん
今年で130年目を迎えるくりや株式会社。同社は、明治15年に米の小売店として創業し、平成14年に第3期創業を迎え、今では四国でナンバーワンの取扱量を誇る。県内でも米問屋が数少なくなった今、全国的にお米を扱い、成長し続ける同社の徳永社長にお話を伺った。
Q:どのような事業を展開されているのですか?
- 先代の時は、飲食店や公共施設、給食会社など、そこで料理を作るお店にお米をお届けする米の卸売業を営んでいました。でも、卸売では、買い手の方が値段の決定権を持っているんです。安定した品質のお米を値ごろ感がある価格で安定して提供することが米問屋の役割なのです。
値段の決定権が無ければ、価格競争に陥ってしまい、価値あるものをその価値に見合った価格で売ることが難しくなってしまいます。そこで、直接、消費者の人達と取引がしたいと思い、インターネットを通したお米の販売を始めました。そして、昨年から、お米をギフト商品として販売するビジネスも始めました。
Q:お米のギフト商品とはどんなものですか?
- 2合だけ入れたお米を真空パックにしてギフト用に販売しているんです。そうすることによって、新鮮なお米を使い切って食べられるのです。お米は空気に触れてから劣化が始まるんですよ。そのため、小分けにしてパッキングすることによって、最も美味しい状態で食べてもらうことができるのです。
生産者の人達からは、「これはいいね!これやったら売りたい」と言ってもらえています。やはり、問屋の本領は、「価値ある商品と市場のニーズを繋ぐ」ことなんだと感じています。価格競争に陥ってしまったら、生産者の首を絞めることになります・・・。そうではなく、価値あるものをその価値を理解するお客様に届けることが問屋の役割だと思っています。
お米は1年に1回しかできません。20歳から米作りを始めて80歳まで続けたとしても、60回しか米作りのチャンスしかないのです。1年に1回しかないチャンスをどういう風にものにするか、常に挑戦しながら米作りに携わる生産者のお米の味と想いをお客様に届けていきたいですね。
Q:お米の魅力はどういう部分だと思いますか?
- お米には生産者の考え方が出ます。いい生産者ほど哲学を持っているんです。そして、お米の味に満足していない人が多いですね。いい生産者は、気象条件を理解しようと努め、もっといいものができるはずだと常に挑戦していますね。常にチャレンジしながらお米作りをされている生産者の思想や考えが反映されたお米はやはり美味しいですし、魅力があります。
Q:あなたにって、仕事とは何ですか?
- 成長に必要なものだと思います。やはり、仕事を通して成長できているという実感が無ければいけないと思っています。また、仕事はすごく楽しいものでもあります。もちろん、苦しみながらもしなければいけないこともあるけど、楽しいことじゃないと力は入らないですしね。楽しんで仕事をしていると、そこに人も集まるのだと思います。
私はこれまで、魚市場、料亭、そして現職で働いてきましたが、与えられた環境や条件の中で自分なりに楽しめるということが特技だと思っています。私は本来、飽き性なので、楽しめないと続かないんですよ(笑)。だからこそ、社員が楽しめるような場づくりを大事にしています。
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徳永 真悟 さん とくなが しんご
Prof ile
香川県立高松西高等学校卒業。1970年6月7日生まれ。21歳の頃から高松東魚市場でせりや販売をし、その後、実家の老舗料亭二蝶で3年弱働く。結婚を機に奥様の家業であるくりや株式会社を引き継ぎ、2008年に社長に就任。
くりや株式会社
住所:香川県東かがわ市三本松680-86
TEL: 0879-25-2128 FAX: 0879-23-1002
HP: http://www.kuriya.jp
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アルテカルチャー高松 代表 田野 めぐみさん
2012年11月 6日
「お客様の希望にきめ細やかにこたえられる場所を創りたい」
Profile 46
今回お話をお伺いしたのは・・・・アルテカルチャー高松 代表 田野 めぐみさん
2009年4月にオープンしたアルテカルチャー高松は、きれいコース講座やものづくり講座を初めとし、日々の生活に潤いを与えてくれる講座がたっぷり!しかも、1日だけの特別講座として、パーソナルメイクや塩麹料理など、珍しい講座まで。そんなカルチャースクールの代表を務める田野めぐみさんに話を伺った。
Q:カルチャースクールを始めようとしたきっかけは?
- やはり、自分がやりたいことを自分の手でしたいと思ったことが大きいですね。実は、私は家庭に入っていた時期があるのですが、3か月程で仕事をしたくなったんです(笑)。そこで、期間限定の仕事をしたのですが、出会いがあり、いろんな経験ができて、仕事は楽しいと感じましたね。また、小学校のPTA活動や地域の活動にも積極的に関わる中で、ビラを作ったり、ポスティングをしたりもしていました。
そんな中、偶然、カルチャースクールの求人情報を見て、その頃やっていたことはカルチャースクールに活かせると思ったんです。無事、採用され、講座の企画や運営までほとんど任せていただくまでになりました。10年程働いた中で、いろんな人達と繋がることができ、たくさんの経験も積むことができ、楽しかったですよ。もっともっと私らしく、お客様の要望にきめ細やかにこたえられる場を創りたいと思い、独立を決心したんです。
Q:実際に始めてみたらどうでした?
- とっても楽しくて、1年で6キロも肥えました(笑)。やはり夢を持って起業したので、現実は楽しかったですね。多くの方々に支えられていることを日々実感しています。気持ちが通じあえるスタッフと働けることや、生徒さんがデパートの物産展で珍しいものを見つけたので・・・と、差し入れてくださったり、回りの方の応援や家族の支えにありがたく感じさせられました。
Q:起業を通して気づいた点は?
- 「自分を信じて努力すれば必ず報われる」ということですね。特に、自分の経験やスキルを活かしたいと思って取り組んでいると共感いただいたり、協力者が現れることも体験しました。
また、「人を育てるということは認めてあげること」ということも学びました。人は褒められて認められることで、自ら進んで仕事をし、自発的に動くことがその人の成長に繋がるんだということも実感しています。
Q:おススメ講座は?
- ヨガやクラシックバレーなど健康志向の講座が人気ありますね。輝きアップスクールはおススメです。香川でも女性の起業家は増えていますので、女性がビジネスをする上でのスキルを磨くためのセミナーをしていきたいと思っています。
また私自身も女性起業家として経験してきたことや積み上げてきたことを伝えることによって、これから起業しようとする女性のお役に立てればと思っています。自分らしく輝けるように。こだわり志向の男性にもぜひ覗いていただきたいです。
Q:あなたにとって、仕事とは?
- 仕事を仕事とは思っていないんです(笑)。生活の一部くらいに捉えていて、仕事をしているといった感覚はありませんね。ここ(アルテカルチャー高松)は、前向きな方々のコミュニティの場だと感じています。ここに寝泊まりしようかと思うくらい心地よいですよ。もちろん、生活していくためにお金は必要ですが、お金のために働いているとは考えたこともないですね。これまで積み上げてきたことを活かすために起業して、仕事が生活の一部となり、職場が生活空間の一つとなっている感じです。
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田野 めぐみ さん
Profile
高松出身。高松第一高等学校卒業後、短大で商業経済を学ぶ。子育て中に社会復帰を果たし、派遣スタッフとして様々な会社に勤務。その経験を活かし、民間カルチャースクールで10年程企画・運営に携わり、2009年4月にアルテカルチャー高松を開設。
アルテカルチャー高松
住所:高松市塩上町1-2-7 ミユキビル3階
TEL:087-831-6832
URL:http://homepage3.nifty.com/arte-c/
【営業時間】10:00~21:00 不定期で日曜日店休
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さぬきマルシェの伝え手 帯包洋子さんと吉田英子さん(吉田ベーカリー)
2012年11月 4日
「お金で買えない幸せと出会える瀬戸の市場- さぬきマルシェ」
Profile 45
今回、お話をお伺いしたのは・・・・さぬきマルシェの伝え手、 帯包洋子さん 吉田英子さん(吉田ベーカリー)
さぬきマルシェでは、毎週のように開かれている日曜市
香川の生産者によるこだわりの野菜や旬の果物、そして加工食品などが販売されてます。
また、地元シェフが県産食材を使った美味しい食べ方も提案してくれたりもするんです。
『お金で買えない幸せと出会える瀬戸の市場』をコンセプトに、生産者である作り手、販売や料理をする伝え手、そして、消費者である使い手が出会い、交流できる空間を創りだしています。
そんなさぬきマルシェで生産者である作り手+販売をする伝え手として活躍されている方々にインタビューしました♪
帯包洋子さんにインタビュー
Q:何を売っているのですか?
毎週、違ったものを売ってるんです。お客さんは、毎回違うものが欲しいかなと思って♪
つけものやジャム、お惣菜、お団子、おはぎ、炊きこみご飯、ピースご飯などなど・・・。
季節感が出るようなものを売っています。
今日は染物をメインに売ってるんですよ。
もう少しすると、半夏のはげだんごを売りますよ。
え?はげだんごって聞いたこと無いって(笑)?
半夏生の頃に食べるだんごで、あんこをまぶした時に、あんこがまばらについてはげが
できたように見えるので、はげだんごというんですよ!
同じお団子でも、たかキビを使うと、紫色のだんごができるんですよ。
ここでは、スーパーなどでは買えないような昔から地元に伝わる食べ物を出しているんです。
Q:マルシェでの販売はどうですか?
お客様の嗜好が分かってすごく勉強になります。
お客様に直接販売をすると、「こんなのが欲しい!」と言われたりするので。
また、毎週のように来ていると、固定客もできて、冗談を言い合える仲になったりして、励みにもなりますね。
新しい人との出会いも楽しみですし。
実は、夕べも寝てなくて、目がしょぼしょぼしているんです。
でも、待ってくれてるお客様がいるので、できるだけ参加したいと思っています。
講習会に出るよりはよっぽど勉強になりますよ。
お客様の生の声や意見が聴けるんですから!
吉田英子さん(吉田ベーカリー)にインタビュー
Q:何を売っているのですか?
- 昔懐かしい味のケーキドーナツを売っています。
6個入り300円ですよ!安いでしょ。
防腐剤などの添加物を入れずに独特の粉の配合で作っているから美味しいですよ。
うちは、明治生まれのひいおじいちゃんがバンクーバーまで行って、修行してパンの作り方を
学んで来たのが始まりなんです。
大正12年に創業した当時は、かすりの着物を着て、鉢巻してパンを売っていたんですよ。
今年で90年目なので、ぜひ100周年目を迎えたいと思っています。
Q:マルシェでの販売はどうですか?
- マルシェに参加して、隣近所との仲間づくりができていると感じます。
お互いの商品を買い合ったり、話をしたり、とてもいいチームワークができていると思います。
マルシェでは、それぞれのお店が一生懸命売ろうという気があるからこそ、盛り上がっているのだと思いますね。
売ろうとする熱意はお客さんに伝わりますからね。
軽トラにパン箱をぎっしり持ってきているのですが、全部売れますよ。
400~500個はあると思うのですが、全て売れています。
やはり、売り手のチームワークが良いことが、マルシェ全体の盛り上がりに繋がっていると感じます。
吉田ベーカリーのカレーパンも絶品☆
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吉田ベーカリー
TEL:0877-46-2425
住所:香川県坂出市元町2-6-11
営業時間:6:00~18:00
定休日:火曜日
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サーカス堂ふなんびゅる 代表 田中 未知子さん
2012年10月30日
「サーカスと出会って感じた開放感や深く心に感じたものを味わってもらいたい」
Profile 44
今回お話をお伺いしたのは・・・・ サーカス堂ふなんびゅる 代表 田中 未知子さん
モノを持たない自由さや身軽さ、規則のない自由さ。そんなサーカスの自由な世界に魅せられ、「現代サーカスを広めたい」とサーカス堂ふなんびゅるを立ち上げた田中さん。「ふなんびゅるの千と一夜」と題して、月一回、映像&トークのイベントを開催したり、さぬきマルシェで地元パフォーマーによる大道芸をプロジュースしたりしている。そんなサーカスの楽しさを香川に広める活動を展開している田中さんにお話を伺った。
Q:ふなんびゅるという名前はどこから来たのですか?
- フランス語ですごく高い所に張っている綱のことをフナンビュルと言うんです。空中に縄を張れば、どこであろうと綱で渡っていけるのが開放的で、サーカスの種目の中でも綱渡りが一番好きなんです!また、私が大好な「天井桟敷の人々」という映画があるのですが、その映画に、ふなんびゅる座という劇場が登場するんです。その劇場の人達がとてもエネルギッシュで、印象的で・・・。その劇場の名前に由来しているんです。
Q:なぜサーカスを広めようと?
- 日本には、社会常識や規則、制限から感じるストレスも多いように思うのですが、私自身、サーカスと出会ってすごく開放された気持ちになったんです。自分がそれだけ救われたということは、サーカスとの出会いを通して解放感を感じたり、楽になる人がいるのではと思ったので、もっと多くの方々に知ってもらいたいと思ったのです。
また、70年代くらいから昔のサーカスとは違った現代アートを取り入れたサーカスが生まれてきたんです。アートとしてのサーカスはストーリー性があり、創作ダンスのようなイメージでサーカスを創るようになって、舞台芸術の中では注目を浴びているんです。オペラや演劇などにサーカスが取り入れられるようになっています。日本ではまだまだ知られてなくて、取り入れられていないので、日本で紹介することによって、芸術としても面白い発展をするのではと思いました。
Q:なぜ高松でサーカスを広めようとしているの?
- 私自身、北海道に20年以上いたのですが、北海道には伝統芸能や伝統文化が無くて何か足りない感じがしていたんです。住みやすいけど、自分がやりたいことには圧倒的に何かが欠けていると思いました。瀬戸内芸術祭の時に獅子舞や農村歌舞伎を見る機会があって、一般の人達がその時期になったら獅子を扱ったり、歌舞伎役者になったりしている様子を見て、人生が豊かに見えたんです。
この人達は倍の人生を生きていると思い、そういう世界に魅了されました。瀬戸内国際が終わった時に、会社に東京にあったので、戻るのが当然の選択肢だったのですが、何かやるなら絶対に地方だと思い、香川に来ました。
Q:今後の予定は?
- 現代サーカスのフェスティバルを日本で開きたいという夢を持っています。日本にいるアーティストと共に日本のサーカスの作品を創りたいと思っていて、そういう作品作りをする場所も創りたいと思っています。まずは、2014年にサーカスのフェスティバルを開催したいと考えています。
その前段として、今年の11月にサーカス公演を企画しています。身近でコアな仲間を増やしながら、1日か2日間くらいでやる小さいプログラムから始めて、少しずつ大きくしたいと思っています。
Q:サーカスの魅力は?
- やはり、自分の体の限界を知りながら、そして、危険を伴いながら、限界まで見せるというのがサーカスの魅力だと思います。便利になるにつれて、人は潜在的に持っていたのに、使わずに退化させてしまった能力がたくさんあります。だからこそ、自分の能力を限界まで見せている姿に勇気を与えられます。
すごく高い所から落ちてきて、仲間がそれを受け止める姿は、仲間を信じることや自分の体を信じることなど、深く心に感じる部分があります。普段の生活で忘れてしまっていることに気づかされるのもサーカスの魅力ですね。
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田中 未知子 さん たなか みちこ
Prof ile
北海道札幌市生まれ。
新聞社時代にフランス現代サーカスに出会い、サーカスを軸に生きることを決意。
越後妻有大地の芸術祭、瀬戸内国際芸術祭にて舞台芸術担当。2011年に独立後、
高松にて、サーカス×大道芸×地域芸能の発信基地「サーカス堂ふなんびゅる」始動。
著作:『サーカスに逢いたい~アートになったフランスサーカス』
サーカス堂ふなんびゅる
住所:香川県高松市片原町9-2 ルビー商会内
TEL:087-897-2600 URL:http://circusdo.exblog.jp/
【営業時間】11:00a.m.-20:00p.m.(不定休)
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