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未来に繋がる香川へ

くりや株式会社 代表取締役 徳永 真悟さん 

2012年11月 8日

「価値ある商品とお客様のニーズを繋げていきたい」

Profile 47
今回、お話をお伺いしたのは・・・・ くりや株式会社 代表取締役  徳永 真悟さん

今年で130年目を迎えるくりや株式会社。同社は、明治15年に米の小売店として創業し、平成14年に第3期創業を迎え、今では四国でナンバーワンの取扱量を誇る。県内でも米問屋が数少なくなった今、全国的にお米を扱い、成長し続ける同社の徳永社長にお話を伺った。

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Q:どのような事業を展開されているのですか?
- 先代の時は、飲食店や公共施設、給食会社など、そこで料理を作るお店にお米をお届けする米の卸売業を営んでいました。でも、卸売では、買い手の方が値段の決定権を持っているんです。安定した品質のお米を値ごろ感がある価格で安定して提供することが米問屋の役割なのです。

値段の決定権が無ければ、価格競争に陥ってしまい、価値あるものをその価値に見合った価格で売ることが難しくなってしまいます。そこで、直接、消費者の人達と取引がしたいと思い、インターネットを通したお米の販売を始めました。そして、昨年から、お米をギフト商品として販売するビジネスも始めました。

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Q:お米のギフト商品とはどんなものですか?
- 2合だけ入れたお米を真空パックにしてギフト用に販売しているんです。そうすることによって、新鮮なお米を使い切って食べられるのです。お米は空気に触れてから劣化が始まるんですよ。そのため、小分けにしてパッキングすることによって、最も美味しい状態で食べてもらうことができるのです。

生産者の人達からは、「これはいいね!これやったら売りたい」と言ってもらえています。やはり、問屋の本領は、「価値ある商品と市場のニーズを繋ぐ」ことなんだと感じています。価格競争に陥ってしまったら、生産者の首を絞めることになります・・・。そうではなく、価値あるものをその価値を理解するお客様に届けることが問屋の役割だと思っています。

お米は1年に1回しかできません。20歳から米作りを始めて80歳まで続けたとしても、60回しか米作りのチャンスしかないのです。1年に1回しかないチャンスをどういう風にものにするか、常に挑戦しながら米作りに携わる生産者のお米の味と想いをお客様に届けていきたいですね。

Q:お米の魅力はどういう部分だと思いますか?
- お米には生産者の考え方が出ます。いい生産者ほど哲学を持っているんです。そして、お米の味に満足していない人が多いですね。いい生産者は、気象条件を理解しようと努め、もっといいものができるはずだと常に挑戦していますね。常にチャレンジしながらお米作りをされている生産者の思想や考えが反映されたお米はやはり美味しいですし、魅力があります。

Q:あなたにって、仕事とは何ですか?
- 成長に必要なものだと思います。やはり、仕事を通して成長できているという実感が無ければいけないと思っています。また、仕事はすごく楽しいものでもあります。もちろん、苦しみながらもしなければいけないこともあるけど、楽しいことじゃないと力は入らないですしね。楽しんで仕事をしていると、そこに人も集まるのだと思います。

私はこれまで、魚市場、料亭、そして現職で働いてきましたが、与えられた環境や条件の中で自分なりに楽しめるということが特技だと思っています。私は本来、飽き性なので、楽しめないと続かないんですよ(笑)。だからこそ、社員が楽しめるような場づくりを大事にしています。

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徳永 真悟 さん   とくなが しんご
Prof ile
香川県立高松西高等学校卒業。1970年6月7日生まれ。21歳の頃から高松東魚市場でせりや販売をし、その後、実家の老舗料亭二蝶で3年弱働く。結婚を機に奥様の家業であるくりや株式会社を引き継ぎ、2008年に社長に就任。
くりや株式会社

住所:香川県東かがわ市三本松680-86
TEL: 0879-25-2128 FAX: 0879-23-1002
HP: http://www.kuriya.jp
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