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未来に繋がる香川へ

2012年7月

株式会社 アップソリューションズ代表取締役 藤田 誠司さん 

2012年7月24日

「中小企業の経営者の右腕として役立ちたい」

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今回、お話をお伺いしたのは・・・・株式会社 アップソリューションズの代表取締役    藤田 誠司さん 

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通称、中小企業の用心棒!中小・零細・家内企業の経営支援やコンサルティングを実践主義にこだわって行い、これまで指導してきた経営者は1000余社を超える。各種団体の顧問、相談役、講師も担っており、多くの経営者が信頼を寄せ、アニキと呼んでいる。そんな藤田アニキに話を伺いました!

Q:経営支援コンサルタントの仕事とは?
- 私は、経営者の方々の右腕として、実践主義にこだわった支援をしています。具体的には、経営問題や業績アップ、販路開拓、社員研修など、さまざまなサポートをしていますよ。

例えば、経営のコンサルティングでは、競争力を高める経営戦略を策定して指導しています。経営者が持つ課題を人・お金・成長の3つに分けて考え、戦略を策定するんです。社員研修では、経営者の想いがなかなか社員に伝わらないという企業に対して、経営者と社員のベクトルを同じ方向に向けていくお手伝いをしています。

Q:企業の主な課題とは?
- やはり、人・モノ・金に関する課題が多いですね。しかも、日々の作業に追われ、経営そのものに時間が割けていなかったり、そのことにも気づいていない場合が多いように思います。また、問題が発生しているのに、その原因を突き詰めて対応することができてない場合も多いですね。日々の作業に追われている状況から脱して、会社の理念に基づいた戦略を練って、そして、実践できるようになってこそ、業績はアップするのです。

Q:今の仕事をするきっかけは?
- 私はもともと木工所の息子なんです。家具をつくるだけでなく、お店の設計や施工もしていました。その時になんで流行る店と流行らない店があるのかと原因を突き詰めていったんですよ。そして、それはオーナー次第だってことに気づいたんです。だったら、オーナーをサポートする存在になりたいと思いました。自分は経営者が夢を実現することを手助けするのが使命だと思ったんです。それから勉強を始めて、木工所は弟に譲ってコンサルタントの道へと進みました。

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こんなに素敵な店内の『カフェ想創』は、藤田木工所が手がけたカフェ。香川県内のアーティストさんの作品が楽しめます♪藤田さんのお母様と奥様の愛情こもったこだわりランチは、とっても美味っ。

Q:仕事の遣り甲斐はどんな部分に?
- 自分がお手伝いした人達が、人生面白い、経営って面白いっていうようになってくれるのがうれしいですね。お手伝いした結果として経営者や企業の業績が変わる姿を見ることに遣り甲斐を感じます。この仕事は私の使命だと思っています。

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藤田 誠司さん   ふじた せいじ
Prof ile
1967年3月6日生まれ。高松市出身。
自衛隊で働いた後、香川に戻り、父親の会社である
(有)藤田木工所で会社経営について実践を積む。
その経験とコンサルティングに関して10年以上に及び
学んだ知見を活かして経営支援コンサルタントとして起業。
これまで指導してきた経営者は1,000余社を超え、
あらゆる業種・業態に精通している。

(株)アップソリューションズ
住所:香川県高松市東ハゼ町870番地
Tel:087-813-9211、 Fax: 087-813-9196
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有限会社CONERI 人見訓嘉さん

2012年7月17日

「企業や地域の魅力を伝える言葉やデザインはますます求められると思う。」

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今回、お話をお伺いしたのは・・・・有限会社   CONERI 代表取締役 人見 訓嘉さん

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企業や地域の課題を鋭い角度でとらえながら、その解決を図る言葉やデザインを生み出す会社『CONERI』を立ち上げ、地域における取組みも積極的にされているコピーライターの人見さん。言葉やデザインを通してできる地域活性化の取組みについて話を伺ってみました。

言葉には企業や地域を元気にする力がある

Q:今、どのような取り組みをされているのですか?
- 本業は、コピーライターです。自分が暮らす地域や企業を元気にしたり、豊かにすることができればと思い、その課題の解決に繋がる取り組みを行っています。人は言葉を通して考えますからね。言葉には大きな可能性があり、企業や地域を救うこともできると思っています。

例えば、『めざせ、超10!』という取組みでは、高騰し続ける日本の社会保障費・医療費を問題と捉え、それを解決に導く健康運動を提案しています。香川県の平均寿命は、男性19位、女性20位なんですよ。そこで、せめて全国ベストテンに入ろうと、「食」、「運動」、「生きがい」の3つの視点での取り組みを展開しています。その中の、『地域も学校』という取組みでは、人生の大先輩である高齢者が地域の子ども達の先生となって授業を実施しているんですよ。高齢者の生きがいを創出し、教育を核とした地域づくりにも繋がる取り組みなんです。

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Q:独立して、今の仕事を始めようとしたきっかけは何ですか?
- 私は、大阪で制作会社のコピーライターとして働いていたんです。でも、一人夜遅くまで残業しながら、むなしくなってきたんですよ。母が病に罹った時にも締切に追われて、なかなか見舞いにも行けなかったので・・・。その頃、モーニング娘の『ふるさと』という曲を聴きながら、地元に帰らないといけないなあとふと思いました。

そして、平成17年に高松に戻って来ました。当初は、会社に雇われて働こうと思ってたのですが、実際に帰って来たら、コピーライターの求人が無かったのです。ただ、私たちは言葉で考え、言葉を使って生きているので、言葉によるコミュニケーションは絶対に需要はあると思ったんですよ。求人が無ければ、自分でやってみようと思って、起業を決意しました。

企業に向けた視点を地域社会にも応用

Q:今の仕事にはどんな面白さや遣り甲斐がありますか?
- 仕事の面白さは、言葉やデザインを通して社会と関われるところにあります。実は、『めざせ、超10!』という運動は、そもそも健康運動として立ち上げたんです。そのうったてに「めざせ超10!」というキャッチフレーズとロゴマークを作ったのですが、心に響くデザインとか言葉を創造すること自体が面白いと感じています。やはり、社会に対して物事を発信する時に、心に響かないとなかなか伝わらないですからね。

企業や地域の課題を見つけ、解決に導き、新たな価値の創造に繋がることは、最高のやりがいです。香川県は、高校卒業を機に若者は県外に流れ、その後、転入超過になることのないのが実情ですが、地域の価値を見直すだけの魅力があると思っています。今年、社会に出て13、4年経つので、企業の課題を把握して解決に導く考え方を地域社会にも応用して、取り組もうと思っています。

Q:あなたにとって仕事とは何ですか?
- 仕事とは「人生」だと思っています。自分自身の仕事観はどこで形成されたかというと、20代前半にあると思いますね。人は、仕事を介して、社会とのキャッチボールを繰り返していかなければ磨かれていかないと思っています。何かを考えたり、何かをしようとした時に、社会にぶつけてみないと始まらないと・・。

例えば、コピーライターになりたいと思っても、名刺一枚作ればなれるけど、企業からの依頼を受け、その人たちに認められて初めて仕事となりますよね。仕事とは社会との関わりを持つためのものだと思います。そして、それは、まさに生きることそのものなんだと思っています。

社会との関わりを持ち続けることが生き続けることだと思っています。すごく勇気がいることですけど、私は仕事を通して社会にもまれ続けていきたいと思っています(笑)。

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人見 訓嘉さん  ( ひとみ くによし)
Prof ile
1975年8月、香川県高松市生まれ。
2005年4月に広告の企画制作『有限会社CONERI』を設立。
コピーライター、クリエイティブディレクター。

実績:朝日広告賞(NTTドコモ)、C-1グランプリ、宣伝会議賞、
四国新聞優秀広告賞など

有限会社 CONERI 
住所:香川県高松市番町1丁目9-1 番町みやたけビル2階
Tel/Fax:087-823-17
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氏原 学さん

2012年7月15日

「私達には時間が無いんです・・。あと5年という現実を突き付けられている状況で、地域再生に挑戦したい。」

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今回お話をお伺いしたのは・・・氏原 学さん

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世帯数が50戸余り、住んでいる人の数は80人余りの大豊町怒田集落。この怒田集落を存続させ、次世代に引き継ぎたいと、地域再生の取組みを行われている氏原さん。高知大学の協力を得ながら、どのように怒田集落の再生に取り組んでいるのか、話を伺ってみました。 

Q:怒田集落で具体的にどのような取り組みを?
- 高知大学の先生や学生たちが中心となって、中山間地域の豊かさを支える活動をしています。例えば、森を活性化させるための焼畑や間伐材製材、人が暮らせる環境を維持するための鹿対策のネット張りや清掃活動をしています。また、放棄農地を利用した棚田の有機稲作やブルーベリー栽培も行っています。学生には、集落に入って、このような農業体験や地元の農家のお手伝いを通して、中山間地域のありようを理解してもらいたいと思っています。

Q:このような取組みを始めようとしたきっかけは?
私は平成18年に、生まれ故郷の怒田に戻って来たのですが、このままではこの集落はなくなってしまうと思ったのです。この辺一帯は、全国的にも少子高齢化が先行していて、怒田集落には、今、50世帯程しか住んでいません。高齢者ばかりであるということもあって、消滅はそんなに遠くないと強く感じました。

私は、地元である怒田集落が消えゆく姿を誰かにきちっと見届けて欲しいと思いましてね。そこで、高知大学で農業経済学を教えられている飯国先生に、自分の想いを伝えたのがきっかけで、地域再生の取組みが始まりました。Uターンして5年、過疎高齢化が一層深刻になってきており、これからの5年が本当に勝負だと思っています。

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Q:地元の人達の反応は?
- 1年目は学生達の取組みを、地元の人達は基本的に見ていただけのように感じました。でも、2年目からは、学生達が農家さんの所に入って手伝い始め、地域に学生が来ることに関して違和感が無くなってきましたね。時間をかけて地域と大学を繋いでいけば、地域の問題を解決する方法が見つかってくるのではと、私は信じています。今は、大学が地域と触れ合い、どのような目的意識を持っていく必要があるのか、地域がどのように応えてくれるのかその土台創りをしているように思います。

Q:今後はどのような取組みを?
- 私は、この地域に小学校を復活させることが夢です。私が子どもの頃には全校生が300人を超えていたんです。小学校を復活させるための環境をどう整えるかが今後の課題です。また、これまで、大学の研究者は自分の興味に沿った研究をしてきました。しかし、これからはいかに地域に持続性を持たせるかを考えて、様々な専門分野を組織化し、総合的な視点から地域を動かしていく活動が求められていると思います。この集落で大学の協力によって、どのような地域再生ができるのか、ひとつのモデルを創っていければと期待しています。 

高知大学が地域活性化に関わる理由は?
高知大学農学部の市川昌広教授に伺ってみました!

市川先生:
- 今、大学は、教育・研究機関としての機能だけでは許されない社会的状況になっていると感じています。特に、地方大学では、これまでとは違った役割を求められおり、その一つが、地域貢献です。高知県の場合には、中山間地域の対策が非常に重要視されていて、これからは、大学が外に出て地域の人達と対話しながら地域の土台を創っていく試みが求められているんです。高知県では、中山間地域の現状が特に厳しい状況ですので、これから大学人として地域にどう貢献できるのか、どのように地域を保ち、持続させていくのかということが問われているように思います。

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氏原 学さん  うじはら まなぶ
Prof ile
昭和23年3月26日生まれ、高知県大豊町怒田集落出身。
高知大学で事務職に携わり、退職後に故郷の怒田集落に
Uターンし、地域再生に活発に取り組む。 


怒田集落での取組みに関してはこちらへ:
E-mail:nutatanomegumi@gmail.com
URL:https://sites.google.com/site/nutatanomegumi/ 
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市川 昌広  いちかわ まさひろ
Profile
高知大学農学部准教授。専門分野は、生態人類学、農村社会学。
「農山村の人々の暮らし、森林との関係およびその変化」「農山村
を取り巻く社会(森林・農業政策、開発、環境問題など)が暮らしに
与える影響」「都市へ移住した人々と農山村との関係」などのにつ
いて研究している。
URL:http://wwwagr.cc.kochi-u.ac.jp/japan/kenkyusha/707.html
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有限会社プリズム 妹尾 浩二さん

2012年7月 4日

「広報を起点とした企業ブランドの創造を通して中小企業を元気にしたい 」

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今回、お話をお伺いしたのは・・・・ 有限会社プリズム代表取締役の妹尾 浩二さん

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中小企業に最適なコミュニケーション戦略を企画・立案し、企業価値を高め、発展するお手伝いをする妹尾さんに、プロモーション活動をサポートする仕組みや方法、効果などについて、お話を伺ってみました!

Q:どのようなサービスを提供しているのですか?

- 企業や団体、商品などのPRやマーケティングを支援しています。簡単に言うと、企業の商品やサービスを話題性のある切り口で演出し、それをプレスリリースという形で、マスコミに届ける仕事です。マスコミが面白いと思ったら、紙面や番組で紹介され、それから情報の連鎖を作るんです。広告は企業側がお金を払って、テレビやラジオ、新聞などで直接宣伝をするのですが、私が取り扱う広報は、マスメディアにニュースとして取り上げられるアイデアを売っているのです。

新聞やテレビでの紹介によって、商品や企業のPRだけでなく、お金で買えない価値を生み出すことができます。そこで働きたいという人も出てくるので、人財の採用にも役立ちます。また、信用度が高まるので、銀行からお金を借りたり、行政に許認可の申請を出す時にも効果がありますよ。新聞やテレビに取り上げられても、売り上げが上がるとは限らないのですが、それ以上のものを得ることが可能となるんです。

Q:なぜ今の仕事をしようと思ったのですか?

- サラリーマン時代に広告宣伝や広報に携わってきたのですが、PR会社は東京や大阪にはあっても、香川には無かったんですよ。中小企業は、なかなか情報発信に時間と費用をかけられないですからね。しかし、マスコミに新しい商品やサービスの情報を提供し、多くの人達に知っていただくことは、中小企業にとって意義のあることだと思いましてね。マスコミも企業の情報を欲しがっているので、橋渡しする役割があってもいいのではと思ったのです。

起業するにあたって、いろんな人に話を聞きに行きましたが、反対する人と、面白いと賛成してくれる人は、実は半々だったんですよ。半分の人が賛同してくれたらやってみようと判断しましたね(笑)。香川では、誰もやったことが無いことだし、ノウハウやネットワークも持っていましたので、挑戦してみようと思ったのです。

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                                                                                                    経営者向けのPRセミナーを実施されたりも!

Q:マスコミに取り上げられるにはどういった点が重要になりますか?

- ニュースになる要素は3つあるんです。新規性、独自性、公共性です。これらは必要条件で、これらが無いとニュースにはなりません。プラスαとして、時代性、ストーリー性、普遍性も重要です。また、目新しいことでも、難しいことはニュースにならないんですよ。やはり読者やリスナーが聞いて理解できることでないと関心を持ってもらえませんからね。

また、マスコミに取り上げられるには、自分の会社の位置づけを、まだまだ成長するベンチャー企業だと意識することが大事だと思っています。マスコミも右肩下がりの企業は取材しませんからね。また、社会のため、世のためにどう貢献できるかという部分を重要視することも大切です。私自身も、社会に役に立つ商品・サービスだからコンサルティングを行っているんです。社会貢献の側面があるからこそ、社会に広げたいとマスコミも取り扱ってくれるのです。

Q:今後、どのようなことをしていきたいと考えられていますか?

- 私は、自分自身の会社を大きくするよりも、自分がお世話している会社を大きくしたいと思っています。自分が関わった企業が発展していくのを見るのが楽しいですね。コンサルティングをしている会社の中から、上場企業を生むのが私の夢です!

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妹尾 浩二さん  せのお こうじ
Prof ile
1961年、岡山県生まれ。香川大学卒業。広告代理店を経て、
不動産会社にて広告宣伝・広報・PRに携わり、広報戦略の
立案・実施やマスコミ対策に取り組む。2005年4月に有限会社
プリズムを設立し、中小企業の広報・PR支援に携わっている。

有限会社プリズム

住所:香川県高松市松島町3丁目14-22
TEL: 087-863-7090FAX : 087-863-7095
E-mail:k.senoo@prism-shikoku.com
URL:http://www.prism-shikoku.com
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