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未来に繋がる香川へ

2012年2月

春日水神市場 津國祐香理さん

2012年2月13日

「農作物の生産者と消費者の架け橋になって」

Profile 18
今回、お話をお伺いしたのは・・・・
春日水神市場を運営する津國祐香理さん

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「大地の恵みを食卓に!」をモットーとして、地元で採れた安全・安心な農産物を取り扱う春日水神市場。売られている野菜は、すべて田畑に訪れて自分の目で確かめ、安心安全が保証できるモノだけを取り扱うというこだわり様。そんな津國さんに、どのような思いで事業をしているのか、お話を伺いました。

消費者と生産者の架け橋に
Q:生産者の田畑に伺い、生産者の思いや姿勢、プロセスまで確認しているのはなぜ?

作り手の思いを伝えることが大切だと思っているからです。普段、私たちが買っている野菜の多くは、生産農家から卸売市場などいくつかの経路をたどって食卓に届きます。この流通では、せっかくこだわりを持って育てた野菜も他の野菜と一緒になってしまい、生産者の思いやこだわりが消費者に伝わらなくなってしまいます。また、少しでも虫食いがあったり、形が悪い、大きさが規格に合わないなどといった野菜は一般流通にはのらないのです。

でも、安心して美味しく食べられる野菜を求めている人が絶対いるはずだと思いました。さらに、人や環境、健康などのことを考えて、野菜作りをしている方々がいらっしゃるので、生計を立てられるように何かサポートできないかと考えました。そこで、消費者と生産者の間に立つ仕事をしたいと思って夫婦で露天商からスタートしたのです。だからこそ、作り手の思いを吸い上げて、それを消費者に伝えていくということは、とても大切だと思っています。

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野菜作りへの思いを伝えたい
Q:農家さんと関わりながら、消費者の方々に伝えたいと感じることは?

生産者がどんなことを思い、作っているのかということを伝えたいですね。一般的には、減農薬や無農薬というような情報は提供されています。それらの情報にプラスして、どういうこだわりを持って作っているのか、どういう思いを持っているのかということを伝えていきたいです。100人いたら100通りの作り方があるんです。畑が違えば土も違うので、味も違うのです。作り手のそれぞれの思いなどの情報を伝えるお手伝いをすることで、消費者が情報を知り、選択の幅が広がればいいと思っています。また、畑から作物がきれいに出来上がるのは当たり前ではなく、商品として並ぶまでは大変なプロセスや作業があるということも伝えていければと思っています。

野菜が持つ深み
Q:今後は、どのような活動を?

生産者と消費者が深く関われるような取組みをしていきたいですね。そして、消費者の人達に、生産者の声をもっともっと伝えていきたいと思っています。人がそれぞれ違うように野菜はそれぞれ違うということを知って欲しいです。そして、野菜という生命が持つ深さについて理解してほしいですね。そのためにも、旬のことや野菜の違い、『食』について、お店全体で伝えていきたいです。

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           お料理を考えたり食材選びに活用して欲しいといろんな本が!立ち読みも大歓迎だそうですよ♪

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津國 祐香理さん  

Prof ile
1972年3月17日、高松市出身。高松高校、香川大学経済学部卒業。
平成17年1月から野菜の露天商から始め、2009年に春日水神市場を開設。
ご主人の津國浩さんと二人三脚で厳選された食を取り扱う。

株式会社 厳選
本店:春日水神市場香川県高松市木太町2836-1
TEL 087-813-1730
FAX 087-813-1732
HP: http://www.suijin-ichiba.com/
ブログ: http://suijinblog.ashita-sanuki.jp/
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