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すてきな仕事人『お仕事インタビュー』

有限会社 協同回収

2013年9月 3日

Profile 24
今回、お話をお伺いしたのは・・・・有限会社 協同回収 小野 真一 さん

地元スポーツチームをリサイクルを通じて支援するユニークな地域貢献を企画・実施している
立役者がいます。それが、同社の営業マンである小野真一さんです。どのように地元スポーツ
チームを支援しているのか、企画の舞台裏についてお話を伺いました。

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Q:地元スポーツチームを支援する企画のきっかけは何ですか?
- ある地元のスポーツチームの試合を見た時に、自分より体の小さい選手が体格で負けている
強いチームに必死になって立ち向かっている姿でした。「私が中学生の頃にこんな試合を観る
事ができていたら、少しでも近づこうと真面目に練習したかもしれない。」と思ったのです。

私は子どもの頃、スポーツが嫌いでした。中学生の頃はバスケットボール部に入っていたのですが、
レギュラーになれず、身長もそれほど高くなく、練習も面白くなくなったのでサボりがちに・・。
部活が嫌になりなお練習に行かず、当然試合にも出れないという状態だったのです。

今の子ども達がプロのスポーツを生で見れたり指導して貰える環境を応援したいと思ったのと同時に、
チームが解散・撤退すれば、二度と地元に戻って来ることはない・・と思いました。地元のスポーツ
チームが資金面に喘いでいる窮状は知っていましたので、チームの存続に何か協力したいと思った
のです。

Q:地元スポーツチームを支援するアイディアはどこから出てきますか?
- 最初は個人レベルで後援会に入って、試合の観戦に行っていたんです。でも、個人的に支援できる事
は限られていると感じたんです。そこで自分の勤めている会社の強みの「リサイクルによる廃棄物の資源化」
で売れる金属や基板の粉を増やし、その収益を支援金に回せれば、会社にとっても仕事量が増やせるし、
スポーツチームも資金が増えると考えたんです。

最初は試合会場で使わなくなった携帯電話を集める活動をしてみました。でも、集まったのは、ダンボール1箱
程度でした。そこで球団の方と企業様を周って「今廃棄されている物の中で、リサイクルできる物があれば回収量
に応じてスポーツ支援をしたい」とお願いしたのです。その結果、皆様のご協力で企業様にとっては経費削減に
繋がり、私どもは仕事が増え、チームは資金が増える形ができました。

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   上記写真はモデム:協同回収さんには、電気機器から金や銅が含まれた粉を作る独自技術があるので、
   破砕を希望される行政や上場企業様からの回収が多いようです。

Q:仕事にはどんなこだわりを持っていますか?
- 自社だけの利益を求めたり、お客様の利益にだけなることは絶対にNGです。どちらも続きません。
お互いが少しづつでも、今より改善して良くならないと継続しないからです。小さくても自社もお客様も
両方が「良かったね」と言え、5年、10年と継続して付き合える形を企画・提案することにはこだわっています。

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     上記写真は、香川大学で、リサイクルを通じた支援活動について講演する小野さん!

Q:仕事のやりがいは何ですか?
- お客さまからの「ありがとう」がいただけることです。
不用品を廃棄し、適正処理すれば片づけはできますが、費用が発生します。リサイクルとは、
商品として買取りできる物は買取り、商品としての価値が無くても資源(金属や基板)として
買取りできる物は買取ります。それ以外のモノも適正処理する事で経費や処分費を減らすのが
仕事なので、お客さまに喜ばれるんです。それが大きなやりがいに繋がっています!

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小野 真一 さん 

三豊市高瀬町に生まれる。詫間電波高専卒業後、プログラマーを経て営業に転職。
2007年5月よりリサイクル業の会社に入社。リサイクル業の営業として徳島県・高知
県・香川県の営業や広報活動に努める。
スポーツ支援型リサイクルにより、取材・講演経験多数。

有限会社 協同回収
詫間経面工場
香川県三豊市詫間町詫間2112-167
TEL.:0875-83-5252  FAX:0875-83-3711
HP:http://www.9410.co.jp/
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尾野農園 尾野弘季社長

2013年8月27日

「尾野農園で農場体験」

Profile 23 ・・・ 今回お話を聞かせていただいたのは、尾野農園 尾野弘季社長

自分の意志で農業を始め、日本の農業を盛り上げたいと夢を持って働いている尾野農園の尾野弘季社長。
そんな尾野社長に話を伺い、イチゴ栽培のお手伝いも体験させていただきました!

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Q: 農業を始めたきっかけは?
- 私はもともとサラリーマンをしていたんですよ。高松高専でシステムの勉強をしたのですが、四国を
出たくて仕方が無かったので、県外で働ける職場を基準にして探しました(笑)。そして、パソコンの
メンテナンスをする仕事に就くことができ、研修で東京に行ったのですが、勤務先はなんと香川(笑)!
県外で働いたのも、つかの間でした・・・。

そうして就いた仕事ですが、あまり楽しいと感じられるものではなかったんですよ。先輩もあんまり楽し
そうにしていなくて・・・。このままこの仕事を続けるのだろうかと悩んでいた時に、農協の話を聞きに行く
機会があったんです。

そこでは、イチゴのハウスの組合員の話を聴いたのですが、農業で何かをしてみたいという気持ちが
高まりましたね。親が農業をしていたこともあり、農業は身近な存在だったことも大きく影響していると
思います。

Q: 実際に農業を始めてみてどうでした?
- 最初の4~5年は本当に大変でしたよ。どれだけ大変か知らなかったからできたのでしょうね(笑)。
ネギを作り始めてカットネギという付加価値のある商品を売り始めてから経営がうまく廻り始めました。

起業時は、家族だけで始めたのですが、今は、正社員3名、パート3名、海外からの研修生が5名、共に
頑張ってくれています。やはり、人数が増えてくると家族経営から組織経営に変えていく必要があります。
そこで、将来の方向性を決めようと思って、香川中小企業家同友会の経営指針を創る会に入り、経営理念
や経営方針、経営計画を作りました。

何のために農業をしているのか、従業員の人達に発表し、想いを共有しています。また、5年後のビジョンを
掲げ、大きい目標を決め、毎年、毎月、そして毎日すべきことまで細分化しています。「こういうことがしたい!」
というビジョンがあれば、なりたい自分に近づいていけると思っています。

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Q: 農業をしながら感じることがあれば教えて下さい。
- 農業は今、日本では元気がありません。でも、自分達で作ったものを自国で食べていけるように
しなければいけないと思っています。農家が元気にならなければいけないと感じています。
       *平成23年度の食料自給率は、カロリーベースは39%、生産額ベースは66%
         (農林水産省のHPより)。

~尾野社長のお話をお聴きした感想~
尾野さんが農業を始めたきっかけや現在に至るまでの苦労や困難だったことなど様々な
お話をお伺いしました。その中でも経営指針についてのお話がとても心に残りました。
「大切なのは何のためにそれをやっているのか。」という言葉が印象的でした。

これは何をやるにしても全てのことに共通して言えることだと思いました。明確な目的・目標を
持って努力することはとても大事です。就職活動を控え、これから社会に出ていく私たちにとって、
大変ありがたいお言葉でした。ラオス、カンボジアからの研修生が5名いて、彼らは勉学や仕事に
対してのモチベーションが非常に高くて驚きました。私たちも彼らに負けないように頑張りたいです!
                                           経済学部 生水 昌昭

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香川大学 経済学部 生水 昌昭さん
法学部 清國 知広さん
教育学部 西村 祥子さん

 

ミクロネシア連邦へ

2013年4月23日

「香川から南の楽園コスラエへ 

Profile 21
今回、お話をお伺いしたのは・・・・  青年海外協力隊 柏原    庸一さん 

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柏原さんは、青年海外協力隊に参加するまでは民間会社で下水処理場の運転維持管理の仕事をされていました。

Q:青年海外協力隊に応募したきっかけは何ですか?
- 私が協力隊に挑戦したいと思ったきっかけは大学生の時にフィリピンへ2週間ワークキャンプに参加したことです。それが私にとって初の海外でした。そこで今までに経験のない現地の人々と交流し、人々の笑顔や明るさ、国際交流の素晴らしさを体験しました。この後に青年海外協力隊の存在を知り、環境関係にも興味があったため社会人として何年か働いた後に協力隊に挑戦しようと思ったのです。

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         コスラエの美の象徴である「スリーピングレディ」。この景色を見ていつも心が和んでいます。

Q:現地で働きながら、忘れられない1日があれば教えて下さい。
- 2年前の5月26日に、コスラエで東日本大震災追悼セレモニーが行なわれました。このセレモニーはコスラエの人々が、震災で被害に遭った日本の人々を支援したいと開催されたのです。義援金が集められたり、追悼ソングを歌ったり、また、日本語に翻訳された激励のメッセージが披露されました。

コスラエの人達が、日本人のために心を痛め、そして、支援をしたいと行動を起こして下さったことに、感動しました。そこで、急きょセレモニーの司会者にお願いして、そのセレモニーの場で支援してくださったコスラエの人々にお礼の言葉をコスラエ語で話しました。このセレモニーの様子はJICAのWホームページの世界HOTアングルに掲載されています。

Q:現地で働きながら大事にしていることは?
- 日本とコスラエの人々では価値観、習慣が全然違います。どちらかが正しいとか優れているというのでは無いと思います。そのため、日本の価値観や習慣を押し付けないようにすることを大事にしています。また日々の活動においても「主役はコスラエの人々で、協力隊はサポート」という形が一番良いと思っています。

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                                              コスラエでのパーティフード。

 Q:常に持ち歩いているものはありますか?
- ミクロネシア連邦コスラエ島は1年中夏で、また私自身活発に現場へ出る人間なので水分補給が大事です。そのため、ペットボトルを常に持ち歩き、雨水を飲んでいます。あと、コスラエは突然スコールが降ったり非常に雨が多い島なので常にレインコートを持ち歩いていますね。 

Q:モットーは何ですか?
 - 「小さい事でもよいので継続させる、繰り返し行なう。」これが私のモットーです。現在、職場近くの道路のゴミ拾いを毎朝20分ほど行なっているんです。ゴミ拾いをしようと思ったのは、道路を綺麗にする事ではなく、コスラエの人々がゴミのポイ捨てを減らしてもらえるようにとの思いからです。でも、ポイ捨ての改善はなかなか厳しいのが現状ですけどね・・・。

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小学校でコンポストの環境教育を行っている様子。最初にデモンストレーションを行って、その後、子供達が練習を行なった。

  <  私の活動>
国:ミクロネシア連邦コスラエ州  職種:環境教育
配属先:コスラエ州資源管理委員会(KIRMA)
活動内容:1.ゴミ処分場や河川、港の水質検査の実施
          2.病院の医療廃棄物分別の啓発活動
          3.廃棄物実測調査及び廃棄物収集システムアンケート調査の実施 


Q:今後の予定について教えて下さい。
- 今後は廃棄物収集システムアンケート調査に基づいた収集システム向上、廃棄物不法投棄防止を目的とした自治体での環境教育、ゴミの分別・減量化、コンポストの促進を目的とした学校での環境教育などを予定しています!

Q:みなさんへメッセージをお願いします。
- もし皆さんに青年海外協力隊に挑戦してみたいという気持ちがあるのなら、その気持ちを大切にして、是非挑戦して下さい。その気持ちを忘れずに努力すれば必ず思いは通じると思います。私も協力隊に挑戦したことに対して全く後悔はございません。頑張って下さい!

 ホストファミリー.JPGのサムネイル画像
ホームスティ先の家族。椅子に座って子供を抱いているのがおばあちゃん、真ん中の黒い服を着た女性がホストマザー、一番右の男性がホストファーザー。 

たも屋 女道場

2013年4月16日

Profile 20 ・・・ たも屋 女道場 

「お客様に笑顔と元気、幸せを」という想いがたっぷり詰まった『たも屋』は、どの店舗でも元気と活気で満ち溢れています!
たも屋のお店に行くと、「共に育ち、笑顔と気配り、心を大切にする」というたも屋の姿勢が反映されているように感じます。
そんなたも屋の活気と元気の素について迫るため、たも屋・女道場に行って黒川眞弓専務に話を伺ってきました!!

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                                    いつも笑顔で元気な黒川専務
Q:女道場の特徴は何でしょうか?
- 女道場は、女性だけで切り盛りしているセルフのうどん屋です。当店でお出しする食べ物は麺打ちも女性がするんですよ。
そして、おにぎりや天ぷら、コロッケも、全てここで作っているんです。
女性だけで切り盛りするからこそ、女性が作る手作りの美味しさを味わっていただけるのが特徴ですね。

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                               たも屋のカレーうどんはやっぱり絶品♪
Q:女道場で働く魅力はどいう点ですか? 
- 女性ばかりの職場は大変な面もあります(笑)。でも、いったんまとまると、とても良いチームワークができるんですよ。
ここでは、社員もパートも関係なく、みんなが主体性を持って働いていて、とても活気があります。
決して女らしい店ではないのですが(笑)!どのスタッフもとても良い持ち味を持っていて、最高のスタッフばかりです。

また、女道場では、『ありがとうノート』を付けているんです。
このノートには、スタッフ間の決め事を書いたり、嬉しかったことを書いてみんなで共有したりもしています。
こうしてノートで共有することによって、みんなが同じ方向を向いて働くことができ、団結力も高まるんです。

Q:女道場では昼礼を行っていると聞きましたが、昼礼では何をされているのですか?
- 昼礼はお客様が帰られた後に毎日行っています。挨拶の練習をしたり、今日の気づきについて意見を言い合ったり、
今日の自分について伝え合うのです。いいことも悪いことも全部言い合うんですよ。
自分の心に感じていることを正直に言い合うことによって、とっても良いチームワークができるんです。

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                                          女道場での昼礼の様子

Q:仕事をする上で大切にしていることは何ですか?
- お客さま目線を大切にしていますね。お客さまからどのように見られているのか、どう思われているのかという視点を意識することは非常に大事だと思っています。また、お店の中のスタッフが楽しく仕事ができる環境づくりにも気を遣っています。スタッフが楽しくやりがいを持って働ける環境はとても大事ですからね。

Q:女道場ではどんな仲間が求められていますか?
- 明るい人ですね!仕事を覚えるのに時間がかかったり、失敗が多いのは、周りの人達でフォローできますからね。ただ、明るさは天性のものだと思います。女道場では元気と活気を大切にしているので、根っから明るくて、天真爛漫な人、大歓迎です。

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たも屋 女道場
住所/香川県高松市南新町11-9  南新町ビル1階
電話番号/FAX:087-813-2243
OPEN/AM10:30~PM3:30
HP:http://www.tamoya.com/ 
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JICA四国 

2013年4月 1日

「四国ならではの国際協力を展開していきたい」

Profile 19・・・JICA四国 市民参加協力調整員 名村 欣哉さん

みなさん国際協力って聞くと何を想像します?途上国に行って勉強を教えたり、インフラを整備したりと何かスケールの大きい話だと感じて身構えませんか?でも国際協力って実は身近な所でやっているんです。今回は「四国ならではの国際協力」の下、草の根技術協力事業に従事されている名村さんに香川大学の学生さんがお話をお伺いしました。

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「草の根技術協力事業」とは途上国において政府間によるトップダウン型の国際協力事業では目の届かない貧困層に対する事業です。NGOや大学、地方自治体等がこれまでに培ってきた経験や技術を活かして企画し、JICAが支援して共同で実施しています。

Q:なぜこの職業を選んだのですか?
- 実は、大学卒業後すぐに今の職業に就いたわけでは無いんですよ。最初は、市役所に勤めていました。教育委員会の社会教育課に配属され、公民館・図書館などの社会教育施設に手伝いに行ったり、市の文化祭・成人式といった市民対象のイベント等に携わっていました。色んな事業を通じて、色んな市民と近い距離で仕事をすることが楽しいなあと感じたんです。

そして、国内だけでなく、海外の人々とも交流ができる仕事がしたいと思うようになり、青年海外協力隊に応募して、日本語教師としてパプアニューギニアで働くことに。帰国後は、途上国の人々と関われる色々な事をしてみたいと思い、3年契約で国際協力に関わる様々な仕事を経験してきました。

国際協力と聞くと自国でも問題が山積みなのに他国を助けている場合ではないといった意見を聞きます。でも、それは違うと思います。東日本大震災の時にこれまで日本が世界各国へ援助してきた国から日本は支援を受けました。それは日頃の支援や協力があったからなのです。こういった困った時はお互い様という関係を築いて、国益を得ることも国際協力の重要な意義の一つなのです。

また、国際協力には社会還元という側面もあるんです。途上国の問題と日本の過疎化が進んでいる地域の課題は似ているので途上国で培ったノウハウが日本で活用できると感じています。こういったノウハウの還元も国際協力の重要な意義の一つのように思います。

Q:このお仕事のやりがい・生きがいはどのようなものがありますか?
- 色々な国際協力に携わる人達(actor)の熱い思い(夢)を形にできることですね。そのために、私自身は普段から関係者とざっくばらんに意見し合えるように、風通しのよい関係を築けるように心掛けています。また、時にはお酒を通じての飲みニケーションも必要です(笑)。

いろんな人が持っている熱い思いを共有するにはまずはお互いのことを良く知らなければなりません。腹を割って話すことが大事ですが、堅苦しい会議室では難しいので、飲み二ケーションで意思疎通を図ることも有効なツールだと感じています。そうして熱い思いを一緒に実現していくことがやりがいに繋がっていますね。

Q:仕事で突き当たった壁について教えて下さい。また、それをどう乗り越えましたか?そして、何を学びましたか?
- 途上国で実施している事業のモニタリングの難しさですね。モニタリングは必要に応じてJICA現地事務所が行ったり、プロジェクトの開始直後や終了時に現地に赴いたりする場合もあります。でも、基本的にはプロジェクトの実施団体が進捗を報告するので、現地に行ったことがない場合、現状がイメージしづらくて、問題や課題が生じた時は、どのようにアドバイスすべきか苦労しました。

また、仕事はプロジェクトのモニタリングやマネジメントだけではなく案件の新規開拓・広報も大事ですので、モニタリングやマネジメントを効率的・効果的にすることは大きな課題でした。しかし、実際に何度か現場をモニタリングしたり、自分でプロジェクトが実施されている国を訪問することで、その国の現状が理解できるようになりました。そして、ある程度似たような問題や課題がイメージできるようになり、プロジェクトの実施中や案件の形成段階で、予測される問題や課題、留意点などが見えてくるようになって予防措置やアドバイスができるようになりました。

Q:学生時代にしかできない事は何ですか?
- 色々な人に会い、交流することかな。留学とか。私は大学生時代に日本全国、津々浦々をめぐりましたよ!でも、海外に行く機会がなかなかなくて・・・。それはそれで日本を良く知れてよかったんですが、大学生時代に一度だけ行った海外で思いました。「何でもっと早く行かなかったんだろう」って。できることなら異国の文化を肌で触れる経験をして欲しいと思いますね。そして色んな人に会って欲しいですね。

Q:学生時代にやっていて良かった事は何ですか?
- 旅ですね。敢えて行けないエリアに行った経験は良かったと思います。例えば、関西の人って北海道には行くけど、東北にはあまり行かない気がするんですよ。でも敢えていい経験と思って行ってみたら予想外の出会いがあったりするんです。ユースホテルに泊まるのもいいですよ。そこには色々な人が集まっているので、交流をしたり、情報交換をするのも楽しい。とにかく色んな人と会って話をして、価値観をぶつけ合ってみるのが、人としての幅に繋がるのだと思います。


インタビュアー:香川大学経済学部4年生 三輪 昇平

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JICA四国 市民参加協力調整員 名村 欣哉さん
Profile
JICA四国
住所:香川県高松市番町1-1-5 ニッセイ高松ビル7階
TEL:087-821-8824(代表)
FAX:087-822-8870
URL:http://www.jica.go.jp/index.html
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